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はむつなブログ

日々感じたこと、考えたことなど書いていきたいです。

図書館

地元の図書館に行った。 最後にその図書館で本を借りたのは十数年前だ。その間、図書館で本を借りるという発想がまるでなかった。行きたいという気持ちもなかった。本当に久しぶりに足を運んだ。建物も雰囲気も昔と何ひとつ変わっていなかった。なにより一番…

春の狂気 映画「櫻の園 1990」 

3月。気温のゆるみにほっとする。もうあの寒さはやってこないのだ、と春の訪れを喜ぶ。が、そんな歓迎されるべき季節、特に3月という時間にひどく感傷的になる。難しい言葉を使いたくないので「おセンチ」と言おう。誰もがかつて、この時期に別れを経験する…

口に出せない疑問

ユダヤ人の迫害について初めて学ぶのは小学校高学年くらいか。 手塚治虫の漫画や映画でも目にしていた。アウシュビッツ。有刺鉄線。整列した軍人。縦じまの上下を着たユダヤ人。なきがら。白黒だから余計に暗く悲しく、そして怖かった。大人になった今、子供…

年寄りの嗜好

年寄りは炭酸飲料が好きである。 間違いない。緑茶より、ほうじ茶より、炭酸飲料。 カルピスより、ヤクルトより、炭酸飲料。 彼らは炭酸を愛し、炭酸に憧れている。祖父は生きていたころ馬鹿みたいにコーラを飲んでいた。 コーラは日常だった。 畑仕事の相棒…

ネタバレ注意報

平成29年2月25日 読書感想文のネタバレについて(お詫び)拝啓 皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 平素ははむつなブログをご愛読いただきお礼申し上げます。 さて、この度は、当ブログにて読書感想文を公開したところ(平成29年1月30日…

荒野のチキンラーメン

久しぶりに、チキンラーメンを食べる。カップ麺ではなく袋麺。 ラーメンどんぶりでも手軽に作れるのだが、なんとなく鍋に火をかけ、湯を張って作る。ネギを刻み、卵を割り入れる。 チキンラーメンの最大の特徴といえば、具なし。かやくも、粉末スープも入っ…

マム

女子高時代の英語の授業。 70歳くらいに見えるベテラン英語教師。 女性。独身。 女学校時代の名残を感じずにはいられない、お固い英語の授業。 レトロという言葉では追いつかない、時代を感じるお召し物。 メガネのレンズは薄い桜色だった。 授業の始まり…

コスプレのススメ

秘かなコスプレ願望がある。 が、残念ながら思うようにはいかない。 コスプレの本質と醍醐味。 それは非日常性とエロティックさである。 そして何より自分が心から楽しめなければならない。 コスプレといえばハロウィン。 自分にとってベストな仮装を考えた…

あの乙女は絶滅したのか。

少女漫画が好きだった。 インターネットも無い時代。小学生の頃。 りぼん、ちゃお、なかよし。 当時連載中の人気のある漫画が好きだった。夢中だった。 しかしやや古い少女漫画も好きだった。 古臭いコミック。 今なお心に刻みつけられた印象的なシーンがあ…

忘れられない言葉

20代の頃、婦人服店で働いていた。 地方のショッピングモールの中のテナントである。 出会ったころから最後まで好きになれなかった先輩がいた。 ひとまわり年上の女の先輩。独身。 高圧的で理不尽で世話好きなセンパイ。 時に愛され、時にいじめられていた。…

「ちんぽ」に縁遠い女性と「ちんぽ」をもてあます男性へ

夫のちんぽが入らない 作者: こだま 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2017/01/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 夫のちんぽが入らない/こだま 読書感想文 ※ネタバレがありますので、本を読んでいない方はどうか見ないで下さい。 も…

ちんぽのパワー

「夫のちんぽが入らない」 強烈なタイトルで発売前より話題になっていたこの本。 「ちんぽ」という言葉が放つパワー。にもかかわらず繊細な何かを予感させる本。 書店の特等席に並べられたその本が目に入ると思わず駆け寄った。 控えめな表紙。 女性でも手に…